出会い系に関するトラブルで、よく耳にするのが“ストーカー”です。
「知り合った男性に付きまとわれて暴行を受けた」なんてニュースが、たまに話題になったりもしますよね。
このストーカー被害ですが、被害にあうのは女だけだと思っていませんか?
私もちょっと前までは、ストーカーなんて女があうものだと思っていました。
しかし実際に自分が付きまとい行為を受けて、男も気を付けるべきだということを身をもって知ったんです。
あなたも他人事だなんて思ってちゃダメですよ。
もしかしたら今、声をかけている女性がストーカーである可能性だってあるんです。
目次
ストーカー被害は女だけじゃない!男だって危ないです
男といえども安易に女性に近づくのはやめましょう。
アプローチをかける相手はしっかりと選ぶべきです。
相手を間違うととんでもない目にあいますよ。
女のストーカー化が増えつつある
昔からストーカーは女が男から受けるものといイメージが強いですよね。
確かに割合だけで言うと、女性の被害者の方が圧倒的に多いです。
下記は警察庁から発表されたストーカー被害者の件数ですが、9割近くは女性です。

ストーカー被害
しかし件数の伸び率で言うと、女のストーカーが増えているのが分ります。
平成23年の女性が加害者となった件数は1,484件。
これが27年になると2,429件。
直近のデータによれば29年度は2,749件にも及んでいます。なんと1,8倍以上の伸び率です。
この傾向は年々強くなっていて、ストーカー被害は女性だけのものじゃなくなってきているんですね。
新たな被害“ネットストーカー”
さらに近年、爆発的に増えてきているのがネット上でのストーカーです。
「サイバーストーカー」もしくは「ネットストーカー」とも呼ばれていて、出会い系を利用するなら気を付けるべき存在の一つです。
その名の通り、ネット上の動向を逐一チェックされ、LINEなどのSNSツールを使って、執拗に連絡してくるので、本当にやっかいですよ。
一つのアカウント名からInstagram、Twitter、Facebookなどのアカウントを芋づる式に調べ上げ、ネット上だけのことでは終わらず、現実での付きまといに発展することだってあります。
少し仲良くなったからと言って、本名が入っているIDなんかを安易に教えるのは本当危ないです。
直でやり取りをするときは、どのツールで連絡を取り合うのかを慎重に選びましょう。
【実録】私が出会い系で知り合った女ストーカーの恐怖
私がここまでストーカーへの注意を促すのは、実際に被害にあいかけたからです。
幸い大きなトラブルにはなりませんでしたが、もし対応を間違って入れば家にまで付きまとわれていたかもしれません。
その女性との出会いは、一見おいしそうに思えた
あと一歩でストーキングされそうだったその女性とは、出会い系サイトで知り合いました。
共通のオタク趣味で盛り上がり、会う約束をするまで、とんとん拍子で話がすすんだのでした。
送られくるメッセージも、いつもテンション高めでノリノリのその子。
今から考えると話が上手くいきすぎなのですが、当時の私は「ラッキー、この子、ちょろい」ぐらいに思ってました。
そして実際に会ってみると、その思いは加速します。
オタクと聞いていたので地味めな外見かと思っていたら、予想に反してギャル系で、ちょっと可愛いめの女性。
しかも初デートからお酒の席ということで、私の期待値はMAXでした。
「今日はヤレる」そう思ってましたね。
謎のモテキ到来。誘惑に流されるままの私
食事中の会話も盛り上がり、その後はカラオケに行くことになりました。
私は下心全開だったので、このへんで肩ぐらい抱き寄せたいな~ぐらいに思ってたんですけど、彼女の行動は私の想像の上をいっていたんです。
なんと部屋に入るやいなや、私の横に座り、体を密着させてきたではないですか。
自分で言うものなんですが、私はそんなに女性にモテるタイプではありません。
イケメンでもないし、軽妙なトークで楽しませることができるわけでもありません。
そんな私が謎のモテ期。
何か裏があると疑ってもいいところですが、ごちそうを目の前にぶら下げられた状態の私は「早くヤリてー」と思ってました。
途中から彼女の言動に違和感を感じた
カラオケボックスで軽くイチャイチャしたその後は、当然のようにセックスへの流れとなりました。
ホテルへ行くか、私の自宅へ行くかで迷いましたが、私の家がその場から少し離れていたのと、終電の時間も過ぎていたので、ホテルで休んで始発で帰ろうということになりました。
ここまで「めっちゃおいしいやん」と思っていた私でしたが、ホテルに入ってから少し違和感を持ちだします。
彼女の言動がちょっとおかしいんです。
服を脱いだ彼女はお腹を見せて「少し膨らんでるでしょ、私、妊娠してるの」と言い出したんです。
「え?」と一瞬、固まる私。
続けざまに彼女はこう言います。
「ウソウソ、本当は今のバイト先の店長にレイプされたの」
引き続き固まっている私。
「ウソだよ、エッチしよー」
言ってることがハチャメチャです。
そうしながらもセックスが始まったのですが、おかしな行動はその後も続きます。
「激しく攻めて欲しい」とか「足の指を舐めさせてほしい」とか、要求してくることがかなり変わっているんです。
「ちょとヤバい奴かも」とは思いましたが、ここまできたらヤラずにはいられなかった私は、性欲に負けてそのままセックスをしたのでした。
毎日かかってくる鬼電。やっぱりヤバい奴だった
ホテルを出た後、彼女とは駅のホームで別れました。
あまり変な別れ方をしては逆恨みされるかもしれないと思った私は「またねー」と、できるだけ普通に別れました。
異変が起こったのはその夜。
彼女から電話がかかってきたんです。
その子とはもう会うつもりはなかったので、正直、出ようかどうか迷いました。
でもヤッた手前、一回ぐらい出てもいいかと思って電話に出たんです。
「今から行っていい?家どこなの?」
もちろん言うわけがありません。教えたら面倒くさいことになりそうでしたから。
その場は「ごめん、今、友達を待たせてるから」と適当にごまかして、電話を切ったんです。
驚いたのはその翌日。
またもや彼女から電話がかかってきます。
さすがにそのときは無視したのですが、なんと10分おきぐらいに鬼のように電話をしてくるんです。
「いくらなんでもヤバイだろ」
そう思った私は怖くなって、2度と電話にでることはありませんでした。
しかし、その電話はその次の日も、その次の日もかかってきます。
結局、一週間ぐらい無視を続け、ようやく鬼電はおさまりました。
一歩、間違えば危なかった
以上が私が経験した地雷女の話です。
ストーカーの話とはちょっとズレましたが、でも対応を間違っていれば、おそらくストーカー被害にあっていたでしょう。
最初にホテルへ行ったとき、終電の時間が終わっていてラッキーでした。
下手したら、あのときに自宅に招いていたかもしれませんからね。
あと、分りやすくヤバい感じだったのも逆によかったです。
ホテルに行くまでは「このままセフレにできるかも」と思ってましたからね。
変に関係を続けようとしなくて助かりましたよ。
ビッチ感はありましたが、顔は悪くなかったし、ちょっと変わってる子、ぐらいの認識でしたから、あの変貌を見なければ、もっと深く入り込んでしまっていたでしょうね。
いくらヤレそうでも相手をちゃんと選ばないとな、と思った体験でした。
男の為の出会い系でストーカー被害にあわない予防策
私のような怖い体験に出くわさないように、みなさんもお気を付け下さい。
下心に負けて誘惑に流されると痛いしっぺ返しがあるかもしれません。
今回の経験から、出会い系でストーカー被害に遭わないために学んだことは次の4つです。
すぐヤレる女は注意
出会い系を使う以上は「出会った女とセックスしたい」という願望があるかと思います。
そして、簡単にヤレそうな女性と知り合えたら「ラッキー」なんて思うでしょう。
でもそこが落とし穴。
すぐにヤラせる女ほど、地雷である確率が高いです。
なぜなら、ゆるい女は男に依存していることが多いからです。
「メンヘラ」に代表されるように、男に依存している女はすぐにセックスさせる反面、独占欲がすごく強いんです。
その独占欲の強さがストーカーにつながるというわけです。
すぐヤレる女は男にとって都合がいい様に思えますが、リスキーな部分もあります。
注意しましょう。
実名がバレるアカウントを教えない
女性と仲良くなってきて「これはイケそう」と思ったら、男は警戒心がうすくなります。
どうしても性欲の方が勝っちゃって、危機感が無くなってしまうんですね。
結果、安易に連絡先を教えてしまうんです。
でも、ここで要注意。
例えばLINEのアカウントなんかは本名にしている人も多いと思いますが、それを相手に教えたらこちらの素性がバレてしまいます。
ヤレそうだと思っても、簡単に実名がバレるようなことをしちゃダメです。
本名からInstagram、Twitter、Facebookなどのアカウントも知られてしまい、プライベートが明かされてしまいます。
個人情報を漏らさない
男はセックスさせてくれそうな女には本当に弱いです。
ヤリたいがあまり、口も軽くなって住んでるところや仕事のことなどをペラペラと話してしまいがちです。
女性と仲良くなるためには、ある程度、自分のことを話す必要がありますが、個人を特定できそうな情報までは話さないようにしましょう。
話した相手がおかしな人だったら、付きまとわれる可能性もありますよ。
自宅には絶対に呼ばない
これは本当に要注意です。
「もう少し一緒に居たいな」
「飲み直せるところへ行かない?」
女性からそんなことを言われれば、下心から「俺の家に来ない?」なんて言ってしまいそうですが絶対にダメです。
自宅に呼ぶのは数回会って、もう少し相手のことが分ってからにしましょう。
私ももう少しで家に招きそうになったので、気持ちは分ります。
でも、初めて会った男の家に来ようとする女は、どのみち普通じゃないですよ。
地雷の可能性が高いです。
チャンスが来たならケチらずにホテルへ行きましょう。
自宅に招くのは危険です。
「ストーカーにあうかもしれない」という危機感を持ちましょう
出会い系サイトは、いろんな人と簡単につながれる便利さがある反面、おかしな人とも簡単に知り合えてしまいます。
世の中にはどんな人がいるか分りませんからね。
とくにネット上の付き合いは、相手の顔が見えないので本性を見破りにくいです。
甘い言葉に誘われて会ってみたら、人格が崩壊しているストーカー予備軍みたいな人と鉢合わせしてしまう可能性だってあるわけです。
安易な行動にならずに、常に「自分も被害にあうかも」という意識を持ちましょう。