オタクの男性にとって、やがて直面するであろう問題。
それは「彼女のためにオタク趣味を卒業するのか」ということです。
ハッキリ言って、オタク趣味はお金がかかります。
それに時間もとられることでしょう。
独り身だからこそできていたオタク活動。
彼女ができれば、趣味にかけていた時間もお金も彼女に回さないといけません。
私も今まで休みの日は一日中ゲームばっかりしているゲーマーでしたけど、彼女ができてからはほとんどできなくなりました。
やはり彼女ができればオタク趣味は卒業した方がいいのでしょうか?
私の過去の経験から、趣味と恋愛の両立についてお話しします。
目次
彼女と別れたくなければオタク活動は控えましょう
結論から言うと、一人のときと同じ感覚でオタク趣味を楽しむのは無理です。
付き合う相手にもよりますが、お金も時間も確実に削られます。
「いや、俺は趣味を犠牲にしてまで、女に合わせたりはしない」と思う人もいるかもしれませんが、ほぼ不可能だと思っていいでしょう。
彼女はオタク趣味を理解してくれない
「今日はイベントの最終日だから、一日、ゲームに使っていい?」
彼女にこのように話したらどうなると思いますか?
返ってくる返事は「ふざけんな!」です。
下手したらスマホを触ることすら許されません。
私も過去に、プレイしていたゲームのイベント最終日が、運悪く日曜日と重なってしまったことがありました。
ランキング上位を狙うものにとって、仕事がない日曜は稼ぎ時。
しかも最終日ということで、ボーダーは一気に跳ね上がるわけです。
そんなときにゲームができない...
デート中にスマホを触ろうものなら「もしかしてゲームしてるんじゃないでしょうね」と釘を刺され、トイレに行った瞬間にササッとイベントに参加する始末。
彼女ができればこのようなことが多々ありますよ。
「ゲームする暇があったら私に使え」てなものです。
彼女からすれば「ゲーム=無駄な時間」なので、いくら説得しようとしても無理です。
逆に締め付けが強くなった結果、こそこそ隠れながらプレイすることになります。
同棲すれば時間はさらになくなる
彼女との付き合いが長くなれば、そのうち一緒に住むこともあるでしょう。
でも同棲を始めたら、趣味に使う時間は、ほぼ無くなると思っていいです。
女性は話し好きだから、仕事から家に帰ってきたら、さっそく話し相手にされます。
ゲームしながら話そうと思っても、適当な返事だったりすると「ちゃんと話を聞いてるの?」と怒りを買うハメに。
相手が満足するまで話に付き合ってあげないといけないわけです。
そしてこれがまた長い。
食事やお風呂などを挟みつつ、彼女の話に付き合ってあげていたら、もうすでに寝る時間。
ゲームしてるヒマないじゃん!
同棲すれば、こんなことがしょっちゅうあるわけです。
プレイできるのは、彼女の帰りが遅い日だったり、お風呂に入っているわずかな時間のみ。
もはや親に隠れてゲームをしていた小学生の頃に戻った気分です。
趣味が原因で別れてしまうことは多い
二人の時間を削ってまで趣味に時間を使おうとすると、女性はイライラしだします。
仕事が忙しくて、普段、相手にしていない人は尚更です。
100%文句を言われますよ。
そんな中、趣味を優先するのは至難の業です。
正直言って「相手にどう思われてもいい」「最悪、別れることも辞さない」ぐらいの精神力が必要です。
実際、趣味を優先して別れたカップルも見たことありますしね。
オタク趣味だけが原因じゃないでしょうけど、彼女の文句に彼氏が耐え切れずブチキレてしまったんです。
恋愛と趣味を両立させるのは難しいです。
彼女を作るなら、活動時間を削減させる覚悟が必要です。
オタク趣味は卒業せずに持ち続けた方がいい
デメリットばかり上げてきましたが、やはり女性との一緒の時間は楽しいものです。
趣味では得られない充実感もありますしね。
今まで通りにはいかないにしても、一人でいるとき以上の喜びがあります。
さて、女性と付き合うならオタク活動を控える必要があると説明してきましたが、スパッと止めるべきかと聞かれたら、私の意見は「NO!」です。
かけられる時間は制限されるかもしれませんが、オタク趣味は持ち続けた方がいいですよ。
精神的につらいときの支えになる
私がアニメやゲームが好きなのは、フィクションの世界に浸るのが心地いいからです。
そこに広がる世界観、非日常を味わえるストーリー。
それらを楽しむ時間が好きなんです。
日頃の辛いこととかも、フィクションの世界に入れば忘れられますしね。
アニメ、ゲームは私のストレス発散法でもあるんです。
生きてる以上、誰しも辛いときはあると思いますが、そんなときにオタク趣味のような現実を忘れられるものがあるのはいいですよ。
面白いギャグにゲラゲラ笑ったり、引き込まれるストーリーにハラハラしたり、嫌なことがパーッと忘れられます。
没頭できるものがあることは良いことなので、完全に卒業することなく、何とかバランスを取って趣味は続けていきましょう。
モテる要素になることもある
今、付き合っている彼女と上手く続けばいいですが、やはり別れてしまうことだってあるわけです。
そんなときには新しく相手を見つけないといけません。
世間的にはイメージの悪いオタク趣味ですが、相手が変われば有効な武器になることだってあるんですよ。
例えば、ターゲットにしている女性がオタク女子だったら、これほど有利な共通点はないわけです。
趣味を卒業してしまった結果、アピールするポイントが何もない!なんてことにもなりかねませんよ。
オタク趣味から始まる恋だってあるんです。
完全に卒業してしまうのではなく、活動を制限してもアンテナだけは張っておきましょう。