IKEAデートって知ってますか?
IKEA(イケア)とはスウェーデン発祥の家具量販店で、部屋のインテリアから食器まで、さまざまな商品を取りそろえた総合ストアです。
簡単に言えば“家具屋さん”なわけですが、今、このIKEAがデートスポットとして注目を浴びているんです。
「家具屋なんかでデートなんてできるのかよ」と思うでしょ?
私も実際に行ってみるまで、そう思ってました。
でも、いざ行ってみるとメリットがたくさんあるんですよ。
IKEAデートを経験して、私が感じたおススメポイントをご紹介します。
「初デートをどこに誘っていいか分からない」
「口下手だからデート中に楽しませられるのかが心配」
なんて人は、ぜひ、このIKEAデートをおススメしたいです。
目次
IKEAデートのメリット
私がIKEAデートをおススメする理由は、まずデートの誘いを女性に受け入れてもらいやすいこと。
そして、女性に不慣れな男性でも場をつなぎやすいからです。
そのメリットについて、詳しく説明していきますね。
女性から警戒されにくい
知らない人と初めて会うのは不安なものです。
いざ会ってみて、おかしな人だったら「会わなきゃ良かった」なんてことになりますからね。
そのため、デートの誘いにOKしてもらうには“どのようにして女性の警戒心を解くか”にかかっています。
「この人なら会っても大丈夫かも」と安心させて、さらには「この人は無いな」と思った場合でも、すぐにその場から逃げられる“保険”が必要なわけです。
その点、IKEAデートは相手の警戒心を解くのにうってつけですよ。
IKEAは平日でもお客さんが多く、いつもお店はにぎわっています。
人の目が多いので、男性に乱暴を受けたり、どこかに連れ去られたり、というな心配がありません。
それに拘束時間も短くてすみます。
デート先が県外のアミューズメントパークとかだったら、一日中、一緒にいるハメになりますが、家具屋めぐりなので早ければ小一時間もあれば終わります。
たとえ「この人受け付けない!」となった場合でも、用件をすませてサッと帰ることができるわけです。
下心も見えにくいですしね。
男性の中にはホテルに行くことを想定してお酒の席に誘う人もいますが、女性もバカじゃないのでそんな下心はバレバレ。
誘いを断られた挙句、自分の評価も下げることになります。
一方、IKEAデートは健全さがアピールできて、初デートにはもってこいなんです。
女性はインテリアや雑貨が好き
IKEAは北欧発祥の家具店だけあって、デザインはオシャレでかわいい物ばかりです。
その割には低価格で、値段がお手頃なんですよね。
このことからもIKEAを愛用している女性は結構多いんですよ。
元々、女性は部屋のインテリアや雑貨を見るのが好きです。
「IKEAに行こう」という言葉は、意外と女性の興味を引くんです。
下手なデートスポットより、前向きに検討してもらいやすいです。
ちょっとしたテーマパーク的な要素もある
私は口下手な方なので、初めて女性と会うときは、いつも話題に困ります。
一応、しゃべることは事前に用意していきますが、それでも無言にならないように必死です。
「つまらない人」と思われたら、そこで終わりですからね。
でもIKEAなら会話に困ることはありません。
非常に広大な店内を順序にそってめぐっていく形なので、陳列された商品を見ながらちょっとしたウォーキングを楽しんでいるかのような感じです。
また、IKEAの商品を使ってテーマ別にコーディネートされた部屋もいくつか設置されていて、ショールームを見学しにきた気分にもなれます。
さらには簡単な食事を取れるところもあって、お店全体がテーマパークの様なんです。
オシャレな食器を見ながら「この皿いいねー」なんて話したり、ショールームを見ては「こんな感じの部屋に住みたいな」なんて話したり、話題に尽きることもありません。
そこら中に話題のネタがあるので“間が持たない”ということがないんです。
コミュ力に自信がなくても、安心して誘えますよ。
きっかけは鍋探し。ひょんなことで決まったIKEAデート
ここまで勧めるIKEAデートですが、実を言うと、私はつい最近までお店に行ったことがありませんでした。
名前だけは知っていましたが、家具にこだわるタイプでもありませんでしたし、お店も割と郊外にあるので行く機会がなかったんですね。
行くきっかけとなったのは、そのときちょうどデートに誘おうかと思っていた女性からの一言。
「キッチン道具を買いに行きたいんですよね」
彼女は一人暮らしをしたばかりで、台所用品を買いそろえようとしているところでした。
偶然、私も愛用していたフライパンがダメになったところだったので、ダメ元で「一緒に、キッチン用品を見に行きませんか?」と誘ってみたところ、まさかのOK。
初デートとなったわけです。
デートと言うよりただの買い出しですが、問題は行先です。
少しでもオシャレにしたい私は、キッチン用品店を調べまくったところ、そこで初めて“IKEAデート”というものがあると知ったのでした。
「これは良さそう」と思って早速、彼女に相談してみると、相手も「IKEAいいね~」となり、IKEAデートが実現したんです。
想像以上にデカかったKIEA
「海外の家具屋さん」程度の予備知識しかなかった私でしたが、いざお店に行ってみるとその大きさにビックリします。
ホームセンターぐらいに思っていたら、ちょっとしたイオンぐらいの大きさがあります。
お店の中に入ってみると、入り口から出口までのコースの案内がされていて、買いたい物だけを見るのではなく、お店の中をぐるっと一回りしながら商品を選ぶシステムでした。
テーブルのコーナーやソファーのコーナー、雑貨のコーナーなんかを回りつつ、ときどき子供部屋やキッチンをテーマとしたショールームなんかがあったりして見てて飽きません。
こういうものって見てるだけでテンションが上がりますね。
仕事部屋のショールームでは実際にデスクに座って居心地を確かめたり、キッチンでは鍋やフライパンを触って使いやすさを確認したりと、遊び感覚でお店を回れました。
彼女も楽しんでくれている様子で、雑貨や食器を見ては「これかわいいね」「あれデザイン良くない?」なんて会話が弾みました。
目的であるキッチン用具の購入を済ませると、軽くお茶ができるコーナーがあったので、そこでホットドックとコーヒーを頼みます。
喫茶店のようにしっかりとした席ではないですが、ちょっと休むには十分です。
それに安い。
ホットドッグが80円。コーヒーが70円です。
こうしてIKEAデートは好感触で終わりを告げたのでした。
IKEA(イケア)デートのまとめ
出会い系で知り合った女性を初デートに誘いたいのなら、IKEAはおススメです。
警戒されないし、気軽に行けるので相手も安心だし、それに間が持たなくなるなんてこともありません。
誘いやすさもありますしね。
男「いま、食器探してるんだよね」
女「そう?私もちょうどマグカップが欲しかったんだ」
男「じゃあ、一緒に行かない?」
みたいな。
がっつりデートって感じじゃないので、いやらしさもありません。
ただ、お店めぐりだけじゃちょと味気ないので、前か後にランチなんかを入れた方がいいでしょうね。
誘う場所に困っているならIKEAデートはおススメですよ。