自分が好きなモノに対して「彼女にも理解してほしい」と思ったことはないですか?
例えば自分が好きなアニメを「これ面白いから見てみてよ」と、相手に勧めたくなったことがあると思います。
そして、それにハマってくれたときの嬉しさといったらないですよね。
「やっぱ、そうでしょ!」と、思わず前のめりで言いたくなります。
ただ問題は相手が非ヲタだった場合。
勧めたところで「やだよ。アニメなんて気持ち悪い」なんて言われれば、それまでです。
楽しんでもらうどころか、2人の関係に亀裂が生じる可能性もありますからね。
なので、アニメ作品を彼女に勧める場合、まずはそれを受け入れる土台を作っていかないといけません。
オタク趣味に対しての免疫を付けさせてから、本命を勧めるというわけです。
上手く相手がオタク化してくれば、完璧です。
ということで、非ヲタをオタク化するために、私が女性に勧めて反応が良かったアニメ5つを紹介します。
今まさに、アニメに対しての理解を求めようとしている人がいる男性は必見です。
目次
非オタクにおススメするアニメの条件
いくらあなたがどんなに面白いと思っていても、相手が同じ感想を持ってくれるとは限りません。
基本的に非ヲタはオタク趣味のことを「気持ち悪い」と思っていますからね。
そんな相手をこちら側に引き込むためには、勧めるアニメも厳選しないといけないわけです。
非ヲタに受け入れてもらおうと思ったら、次の3つの条件を満たしてください。
萌え系のキャラデザはNG
目が大きくてロリ系のアニメは、非ヲタが最も嫌うところです。
萌え系のアニメなんて勧めたら“ロリコンの変質者”なんて言われますよ。
いくら面白いストーリーだったとしても、萌え系のキャラデザアニメは興味を示してもらえません。
まどかマギカなんかは私が非ヲタに勧めたいアニメの一つですが、あのデザインのおかげで、みんな一話目すら見ようとはしません。
女性に受け入れてもらいたかったら、萌え系、ロリ系のアニメは止めましょう。
共感してもらえないどころか”変態”のレッテルを貼られます。
世間的に認知されている
アニメに興味がない人に「ちょっと見てみようかな」と思わせるには、よほどの理由が必要です。
あなたが「面白いから見てよ」と言ったぐらいじゃ面倒くさがって見ないでしょう。
そもそもアニメが好きじゃないんですから。
興味がない人をその気にさせる手っ取り早い方法は、世間的に大ヒットして幅広く知られている作品を紹介することです。
映画やドラマなど、メディアミックス化されてるものがいいですね。
「それなら聞いたことある。人気もあるみたいだし、どんな話なの?」
こんなふうに思ってもらえたらしめたものです。
逆にいくら面白くても、マイナーな作品には目もくれてもらえません。
“相手はアニメに興味がない”
ここをしっかりと意識して、興味を持ってもらえそうな作品を紹介しましょう。
ラブコメはNG
女性は恋愛ものが好きだと言いますが、だからといってラブコメを勧めるのはNGです。
なぜなら男目線のラブコメは、女性には全く共感できないからです。
男向けのラブコメは、無個性な主人公が意味もなくモテモテで、ハーレム状態になるものばっかりです。
この世界観が、女性には一切共感できません。
ちなみに女性向けの漫画などで掲載されているラブコメでは、主人公がハーレム状態になることはあまりありません。
一人の男性キャラにだけスポットを当てていて、他にはライバルキャラが一人いるぐらいです。
次から次へと登場する新キャラに囲まれるというようなストーリーにはなっていないんです。
これは男と女の違いでしょうね。
不特定多数の女にモテて「俺スゲー」状態を疑似体験したがっているのが男。
自分の理想を登場キャラクターに反映させて、一途に思うのが女。
この違いがあるので、男向けラブコメを女性に見せたところで、一切、興味を示さないんです。
「なに?このアニメ。キモッ」と思われるのが関の山です。
俺的非ヲタにおススメするアニメベスト5
以上の条件を満たして、実際に私が勧めて女性も面白いと言ってくれた作品ベスト5を紹介します。
もし、非ヲタの女性にアニメを勧める機会があったら、ぜひ、参考にしてください。
君の名は
言わずと知れた大ヒットアニメ映画『君の名は。』
半年以上のロングランの上、地上波で放送されるときにも注目を浴びた話題作です。
まさに一世を風靡した作品とも言えるので、非ヲタの女性にも抵抗なく勧められるでしょう。
自分もまだ見たことがない体で「面白そうだし一緒に見てみない?」と誘ってもいいですしね。
新海監督の作品は、これ以外にも『秒速5センチメートル』など、女性がハマりそうな切ない作品が多いので、『君の名は。』を入り口として、いろいろ勧めてみるのもいいですね。
この世界の片隅に
第二次世界大戦の最中、力強く日々の生活を生き抜こうとする一人の女性を描いた『この世界の片隅に』
こちらも非ヲタにおススメできるアニメ映画の一つです。
単なるアニメ映画にとどまることなく「生きる」ことにも色々と考えさせられる作品。
声優に女優の「のん」を起用したりして、いかにもオタクって感じがしないのがいいですね。
ドラマ化も決定して、アニメファン以外の間でも話題になると思うので、非ヲタにも勧めやすいと思います。
聲の形
難聴者に対するいじめを取り扱っている作品ですが、やわかいタッチの絵柄と主人公の誠実さ(登場時はクソですが)によって、重くもなりすぎず、視聴後はほんわかした気持ちになれる作品です。
ストーリーの序盤にいじめの描写が結構出てくるので見る人を選ぶかもしれませんが、少なくとも私の周りでは皆「良かった」と言ってくれました。
葛藤やトラウマを悩みながら乗り越えていくストーリーは、オタクじゃなくても感じるものがあるはずです。
寄生獣
漫画好きの中では知らない人がいないほどの名作『寄生獣』
未知なる生物が人の体を乗っ取り、人類に危害を与えていくというSFチックなストーリーはいかにもアニメ的です。
しかしこの作品のストーリーは、人を引き込ませる力があるので、非ヲタの人でもきっとハマるはず。
映画みたいに単発ものじゃないので、全部見るには時間がかかりますが、私が勧めた相手は一話見た後、一気に見終わっていました。
DEATH NOTE
サスペンスが好きな人だったら『DEATH NOTE』は絶対におススメです。
ドラマ化や映画化もされているので、非ヲタの人に対しての知名度も十分です。
張り巡らされた伏線や、心理戦による駆け引きは、続きが気になってしまい非ヲタでも即ハマりです。
実写映画化されている作品は「映画を見てから原作を勧める」というオタクを感じさせない作戦をとれるので、DEATH NOTEのようにメディアミックス化されている作品は本当におススメです。
押し付けは止めた方がいい・楽しんでもらうのが目的
女性もオタク趣味に目覚めてくれれば、これほど良いことはありません。
共通の楽しみができますし、オタク趣味をきっかけに一気に仲良くなれますからね。
また付き合った後も、趣味に理解があるのとないのとでは全然違います。
非ヲタの女性と付き合うと「アニメばっかり見てないで、私のこともちゃんとかまってよ」てな感じでケンカに発展してしまうことも多々あります。
ただし注意してもらいたい点は、あくまで「相手に楽しんてもらうこと」が目的だということです。
独りよがりな意見を押し付けても、相手は迷惑なだけですよ。
無理やり好きになってもらおうと思っても難しいので、その場合は個人の楽しみとして、ひっそりと趣味を続けましょう。